同人誌紹介ブログ

ぼくの藤子スタジオ日記 完全版


【サークル:ネオ・ユートピア/秋山哲茂 様】 Twitter
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【著者紹介】

こちらの本の著者・たかや健二先生は、藤子スタジオで藤子不二雄両先生のもと
お仕事をされていた方です。
F先生のチームに入り、のちにチーフアシスタントとして『ドラえもん』の
代筆を任されるまでになっていらっしゃいます。
そのたかや先生から見た、藤子スタジオ・藤子不二雄両先生の
心に沁みるエピソードが収録されています。



【フルカラーカバー:コート紙/オフセットフルカラー印刷/クリアPP加工】

書店で見かける書籍と同じように、オフセットフルカラー印刷のカバーが巻かれた1冊。
カバーの表紙はもちろん、袖部分までしっかりとデザインされています。
会誌「Neo Utopia」に掲載された、たかや先生のエピソード+αを収録。


【カバーの全景】

表紙側には著者のイラストが、ウラ表紙側には頂き物と思われる数々のイラストが配されています。
ウラ表紙側には藤子不二雄両先生のイラストも入っており、たくさんの方に愛されていたのが伺えます。
オモテ側の袖には著者のコメントがあり、ウラ側の袖には写真が入る本格仕様。


【表紙:アートポスト-180kg/こげ茶インク】

カバーをめくった表紙には、鉛筆の下書き線の残るラフ原稿が印刷されています。
漫画家さんの描き方が伺え、手書き原稿の温かみや、原稿に対する熱量が伝わってくるような気がします。


【カラー口絵:コート紙/オフセットフルカラー印刷】

本文の前にワンクッション、カラーページが入りました。
著者が大好きな漫画とともに歩んできたのが分かる、シンプルながら重みのある口絵です。


【本文:上質90kg/オフセットスミ刷り】

本文は、ウラ透けの少ない「上質紙90kg」を使用。
白くさらりとしており厚すぎず薄すぎない、漫画には一番おすすめの用紙です。



【本文(一部エピソード抜粋)】

著者たかやさんと藤子先生との出会いから始まり、
両先生の凄さ、秘話などが散りばめられています。



【本文(一部エピソード抜粋)】

藤子両先生のお人柄が伺えるエピソードも。
入社後間もない著者を気にかけ、アドバイスをくださる姿は上司と部下というよりも
「漫画の道」の先生と生徒のようにも見えます。
長くその道を歩んでいる藤子両先生の言葉は、漫画の道だけでなく
様々な事柄において参考になるものと思います。

登場人物すべてが生き生きとして、
ひたむきに漫画と向き合っている様がとても眩しく、
読んでいて元気と情熱を分けてもらえる1冊でした。


【藤子不二雄ファンサークル「Neo Utopia」の会誌】

たかや先生の『ぼくの藤子スタジオ日記』を連載していた、
藤子不二雄先生のファンサークル「Neo Utopia」の会誌。

声優さんへのインタビューや、藤子不二雄先生のアシスタントさんの漫画を掲載するなど
藤子先生ファンのための紙面づくりに励んでいるサークルさんです。
各自の好きなコマを紹介し合うなど、ファン同士の交流もあり
古き良き「同人誌」として、長く活動を続けていらっしゃいます。

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◆お客様から頂いたコメント◆

ネオ・ユートピア/秋山哲茂

『ぼくの藤子スタジオ日記 完全版』(たかや健二・著)は、藤子不二雄ファンサークル
「ネオ・ユートピア」会誌に連載されたエッセイコミックをまとめた単行本です。

たかやさんは’77年~’86年に藤子スタジオに在籍し、
藤本弘(藤子・F・不二雄)先生班のチーフアシスタントを務められました。
「ドラえもん」ブーム最盛期に、先生のお仕事を支えた陰の功労者です。

最初は普段の会誌と同じスタンダードセットでお願いしようかと思ったのですが、
「市販の漫画単行本と遜色のないものを作りたい」と考えました。
仕様が異なるので、久しぶりにしまや出版さんに直接おじゃまして打ち合わせ。
思いがけず二匹のネコの歓待も受け、近年になく満足度の高い打ち合わせとなりました。
ネコ最高。

送られてきた段ボールを受け取りまず驚いたのが、ずっしりとした重量感!
まんがの単行本ということもあり、裏写りを避けるために本文の紙を
普段の70キロから90キロのものへと変更したからです。
ちなみに90キロに変更してもお値段は据え置きでした! う、嬉しい…。
本を手にするとカバーがついてます。漫画の単行本です!
白地を活かしたデザインでしたが、カバーは135キロのコート紙で透けもほとんどなし、
エクセレント!

カバー袖はほぼ最大幅の85ミリ。
漫画の単行本らしく作者の言葉と、ご本人の写真を入れました。
幅広なので、写真も横型にゆったりと入りました。マーベラス!

カバーを外した本体表紙と裏表紙はこげ茶インクで刷っていただきました。
柔らかみのある色合いで落ち着きもあり、ワンダフルです。
パラパラとめくるとなんということでしょう! 絹のごときなめらかさでページ
がめくれていくではありませんか。造本がアメイジングと言わざるを得ません。
ページごとにタチキリの位置なども微調整していただき、ファビュラスな誌面
となりました(本当に1ページ単位で気にかけてくださいました!)。

「市販のまんが単行本と遜色のないものを」というこちらのリクエストに
がっつりと応えてくださり、おかげさまで会の内外からご好評の声をいただいております。
しまや出版さんとネコ最高です。ありがとうございます!
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ネコちゃんかわいいです。
この世にネコちゃんがいるから生きてゆけます。
こちらこそ、いつもありがとうございます。