同人誌紹介ブログ

WORLDS END The Means Whereby Lovers Are Waylaid


【サークル:Strawberry Flavor/かぐら@すぎむら様】 Twitter/pixiv
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【表紙:色上質紙-最厚口-黒/ピュアホワイトトナー印刷+マットPP加工】

二人の人物が落下してゆくような様が描かれています。
崩落する瓦礫のような背景と人物が黒白の世界に閉じ込められ、
寂寥感のある表紙となっています。

印刷の上からは『マットPP』が加工されており、
つやの無い落ち着いた質感が、雰囲気ともよく合っています。


【本文の出だし】

出だしには、少し大きめの読みやすい文字で人物などの紹介が入っています。
創作内容の説明があると、読みやすくなり作品への理解が高まりますね。



【本文:色上質紙-厚口-黒/ピュアホワイトトナー印刷】

本文も表紙と同じ、黒い上質紙を使用しています。
紙厚は表紙よりも薄めになっており、めくりやすいものになっています。

文章は『縦書き』の小説となっていますが、
章タイトルや要所のデザインを『横書き』で入れて、
文章と印象を変えてすっきりとスタイリッシュな仕上がりにしています。




【本文の仕掛け】

所々に、ブラックアウトした後のPC画面のようなページが入ってきます。
登場キャラクターの”アンドロイド”という性質を、『本』という媒体の中で巧みに表現。

黒い紙であることで、突然バグが起きてしまったような上記の表現に
ひたひたと忍び寄る狂気のようなものを感じることができます。

色の組み合わせ、文章、デザインなど
総合的に整えて作りこまれた1冊。

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◆お客様から頂いたコメント◆

ツイッターでオールピュアホワイト印刷セットフェアの情報を拝見して、
かっこいい!このセットで本を作りたい!と思い、この装丁に合わせて本の内容を考えました。

現物は期待以上に綺麗で感激です!
黒紙+白文字のおかげで、不安感や冬の空気がいい具合に醸し出されたと思います。

黒い紙ならば文字や飾りのない余白ページも活きると思い、ふんだんに盛り込んでみました。
一部扉ページは機械のバグやコマンドプロンプトっぽいものをイメージして作ってみましたが、
こちらもやはり黒紙+白文字のおかげでいい雰囲気になったと思います。
白文字は眩しくて読みづらいかも?と想像していたのですが、
実際は気にかかることは何もなく、すんなり読むことができました。
表紙もとても綺麗に刷って頂いてありがたいです。

しまや出版様に印刷をお願いするのは初めてで、
装丁もいつもと違うものだったので、色々と不安もありましたが、
入稿後の電話確認がとても親切かつ丁寧だったので安心して納品を待つことができました。
そして、本の仕上がりも素晴らしく本当に感謝感激です…ありがとうございます。
また是非印刷をお願いさせて頂きたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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