【サークル：無地金時/時任 様】　Twitter / pixiv
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【表紙：フラップ加工「扉」】

オモテ表紙は真っ白な中に、少しの文字と
切れ目が入ったシンプルなつくり。
シンとした静謐な雰囲気の表紙です。

【表紙：箔押し加工「色箔・白」+銀インク印刷】

表紙は先に銀インクで【空白について】という文字(とウラ表紙のデザイン)を印刷し、
その上からマットPPが貼られて、さらにその上に箔押し(白箔)で
【対話篇】というメインタイトルが入れられています。

白地に銀文字や白文字ですが、質感が違うためきちんと判別できる仕上がり。

【ウラ表紙】

背とウラ表紙は銀インクで大きく印刷が入っています。
銀の渋みのある輝きとマットPPのさらりとした落ち着きが良く合っています。

【表紙の切れ込みを開く】

オモテ表紙の切れ込みは、「フラップ加工」という扉の様に開閉する特殊加工になっています。
扉を開くと、まるで宇宙の様なイラストが広がります。
表紙の2.3(表紙の内側部分)にもカラーで印刷が入っており、
フラップの扉にもイラストの世界が広がっているような仕掛けに。

【カラー口絵：コート紙/オフセットフルカラー印刷】

表紙をめくるとカラーページの全容が見えます。
カラー口絵と表紙2がつながり、横の空間が大きくなって
広い宇宙の中に2人だけで佇んでいるような雰囲気です。

【遊び紙：シープスキン白】

口絵をめくると、白い半透明紙『シープスキン白』が入ります。
独特のもやもやとした模様が、霧のようにも雲のようにも見えます。

【本文：星の紙ホワイト/オフセットスミ刷り】

本文の随所に、銀河の星々を思わせるデザインが盛り込まれています。

表紙から本文まで、宇宙を思わせるシンプルかつ格好良い、
統一感のある1冊。

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◆お客様から頂いたコメント◆

「対話について」というコンセプトでゲストを多数お呼びした本でした。
原作の要素の一つの『星』を印象的に使いたくて、
窓を開くと星空が覗く仕様にしたのを覚えています。
デザイン上拘りたかった箇所も、メールや電話で何度も相談に乗って頂きました。
白表紙、銀インク、白箔の重なりがどうなるのか少し心配でしたが、
光の角度で見える文字が変わる、きれいな仕上がりでとても嬉しかったです。
宝物のような本になりました。ありがとうございます。
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