【サークル:truism / わたぬき 様】 Twitter / pixiv
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【表紙:トレーシングペーパ-107kg-ホワイト/オンデマンドカラー+クリアPP】
厚手のトレーシングペーパーに印刷し、つやつやのクリアPPを加工しています。
真ん中に薄らと見える森のイラストは、実は表紙ではなく、表紙の次にあるカラー口絵が薄らと透けて見えている状態。
濃霧漂う森の奥深くをあてどなく旅しているような、美しさと神秘のある表紙になっています。
【表紙:カラー口絵が透けていない状態】
口絵が透けていない状態のオモテ表紙は、木々を模った外側の枠と、
タイトルの一部が描かれています。
タイトルは表紙と口絵を重ね合わせることで完成する作りになっています。
【カラー口絵:色上質紙-中厚口-白/オンデマンドカラー】
表紙をめくっていくと、もやが晴れて森のイラストがはっきりと見えるように。
表紙で隠されていた文字も読めるようになりました。
ツヤのあるコート紙ではなく、白い上質紙に印刷しているため
やや落ち着いた刷り上がりになっているのも、ご本の雰囲気と合っています。
【本文:クリームキンマリ-72.5kg/オンデマンドスミ刷り】
本文は淡いクリーム色の書籍用紙、クリームキンマリを使用。
森の中にいるような装丁によくあう優しい配色です。
【ウラ表紙】
オモテ表紙とは異なり、ウラ表紙に描かれた木々はカラーの状態に。
霧が晴れて、迷うことのない明るい森になったように感じます。
ここから見えている文字群は、本文の最後のページです。
ウラ表紙のデザインからきちんと見えるよう配慮されていて、すっきりとおしゃれな仕上がりです。
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◆お客様から頂いたコメント◆
どうしてもトレーシングペーパーの表紙の本を作ってみたく、今回しまや出版様にお願いさせていただきました。
表紙等のデザインは今回デザイナーさんにお願いして作っていただきました。
お伽話のような世界観、作中で一度失われる真実の愛をトレーシングペーパー表紙で塗りつぶし、捲るとその文字がカラー口絵に現れるという仕様です。英語で書かれた題名についてもトレーシングペーパー表紙と口絵に敢えて分かれるようにしていただきました。
また、デザイナーさんのご提案で表紙は霧深く暗い森を、裏表紙ではハッピーエンドに向かい霧が晴れた森をイメージするデザインになっております。
入稿後もしまや出版様にはインクの乗り方についてなど細かくチェックや、ご確認をいただき不安なくイベント当日を迎えることができました。
とても気に入りの本になりました。ありがとうございました!
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